出版業界はもうスレスレ

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出版はさー、もうどこもスレスレなんだよー。広告業界全体の出稿量はそんなに増えてないのに、どんどんwebの比率が上がってるから出版分が食われてる訳。で、webで補完できる情報も多くなって、コンビニの立ち読みとかもあって、広告が取れない上に本自体も売れなくなってきてる訳。 http://twitter.com/wooser/statuses/786618369
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収入の2本柱の広告収入と売り上げが減っていって、それを人件費、原稿料なんかを圧縮することで凌いでたりするんだけど、もうここまでくると削れるコストがない訳。そうすると、金のかかる勝負も出来ないし、内容も無難になっていく悪循環な訳。 http://twitter.com/wooser/statuses/786620025
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単純な制作費がどんどん減っていってるから、採算と秤にかけて将来性がないと判断された場合に、意義があるにも関わらず畳まざるを得ないのは作ってる人間的にもとって死ぬほど辛い事だよ。ブランドとして成立してるメディアは特に。 http://twitter.com/wooser/statuses/786624720
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でも、作る時間と人で以外に物理的に場所と流通の手段が必要な出版の場合、制作費以外に関連するコストが甚大なので、単純に媒体本体で採算取れないと普通に会社が傾くし、傾いただけじゃない出版社もそろそろ出てきてるでしょ。それが現実。 http://twitter.com/wooser/statuses/786626847
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お金がなければ良い物が作れないのが現実だし、良い物を作ろうとしないと文化も人材も育たないからより苦しくなる。作ってる側は結構死ぬ気でやってんだけどね。何やっても売れないからお手上げって感じッスわ、マジで。 http://twitter.com/wooser/statuses/786628617
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今出版社は個別の媒体の利益率の低下をアイテム数を増やすことによる売り上げ増で名目上補ってるから、潰し合いになって淘汰が進む苦しい時期ではあるんだけど、苦しくない業界なんてないからねー。 http://twitter.com/wooser/statuses/786632817
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でもテレビがあっても新聞がなくならないように、webが発達しても紙はなくならないよ。住み分けになるだけ。webが発達するほど、紙が再評価されていく部分もあるし、ビジネスモデルの転換期に来てるけど、絶滅の危機に瀕してる訳じゃないから。 http://twitter.com/wooser/statuses/786636279
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ただ、読んでる人が思ってる以上に本を作るにはお金が必要なのです。原稿料、レイアウト量、写真代、取材の交通費みたいなのから、紙代、インク代、印刷して綴じて、何万部も保管しておく場所や輸送費、そして一番痛いのが返本の処理にかかるコストw http://twitter.com/wooser/statuses/786639959
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20万部刷って14万部返本とか、倉庫に積まれた本の山見て絶望的な気持ちになるよ。じゃあ最初から8万刷りにすればいーじゃんと思うけど、20万撒いたから6万売れたみたいな形も必要になるのです。その無駄さに懸かるコストが出版の最大のリスク。 http://twitter.com/wooser/statuses/786642202
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webにはコスト的なロスがない、物理的な保管場所が必要ない、流通経路が必要ない、刷る時間も綴じる機械も必要ない、いやー、いいことばっかりで羨ましーなー。隣の芝生は青いねw http://twitter.com/wooser/statuses/786643608
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まぁなくなられて困る雑誌や本があったらとにかく買って下さいということです。出版は部数が命なので、売れればやっていけるし売れなきゃやっていけない、それだけの話だから。 http://twitter.com/wooser/statuses/786646779
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もーさー、会社自体に余裕がない時代なので、短期間で黒字転換の目処を証明できない媒体とか多少数字弄っても経営会議通らんのよー。 http://twitter.com/wooser/statuses/786649443