ネットにおける発言・議論・評価

choumei
ネットにおいて「積極的」の対義語が「否定的」になる現象について考えた。 http://twitter.com/choumei/statuses/720481472
choumei
「消極的」とか「無関心」は可視化されないということか。もし「サイレントマジョリティ」がいたとしても、それについて言及することができない。 http://twitter.com/choumei/statuses/720488942
choumei
そしてそういう人はやっぱり発言のモチベーションがないから、議論が生じるのは二極化した勢力になるという感じ。 http://twitter.com/choumei/statuses/720495022
choumei
で、二極化して立場を明確にしないと発言できない状況はディベート型の議論を要請する。 http://twitter.com/choumei/statuses/720497992
choumei
だから相手を「論破」することに力点が置かれるようになるのかもしれない。 http://twitter.com/choumei/statuses/720501822
cocoonP
@choumei コトノハみたいな○×式のはてスタがあれば変わりますかね? 結局積極 / 否定 の2極になっちゃいますが、参加することへの敷居は下がるかと。 http://twitter.com/cocoonP/statuses/720502432
choumei
@cocoonP そのシステムは多数決的に勝敗を決するシステムになって、余計ディベート的な論戦を誘発してしまうように思いますねー。「別にまあいいんじゃないか」みたいな意見をどう扱うって難しいですね。 http://twitter.com/choumei/statuses/720509802
cocoonP
@choumei なるほど。じゃあそれぞれの軸の意見「同意」ボタンを作るとか……。 http://twitter.com/cocoonP/statuses/720521342
myrmecoleon
[これはひどい]の代わりに,まじめに書いてそうなエントリに片っ端からバカパクスターをつけるプレイ。 http://twitter.com/myrmecoleon/statuses/720522622
choumei
ディベート型の議論が悪いというわけではないけど、そうしたやりとりしかできない、やりたがらない人が多いようなのはよくないと思っている。だいたいネットにはジャッジがいるわけじゃないから泥沼化は必死だし。 http://twitter.com/choumei/statuses/720523362
choumei
@myrmecoleon 「バカパク」っていいですねw http://twitter.com/choumei/statuses/720525872
choumei
@cocoonP うーん、自分としてはこれを解決するアイディアは今のところありませんね。「同意」ボタンを作るとしたら、五段階ぐらいにして「激し同意」「なんとなく同意」「わからない」「なんとなく違和感」「ファック」とか。 http://twitter.com/choumei/statuses/720531382
choumei
でもそこまでする必要も意義もない、ということもわかるからなー。 http://twitter.com/choumei/statuses/720532482
harsch
ネットの議論ってディベート型ではあるけど反駁するのにソースが必要ではなくて感情論でも押し通せるのがやっぱりルールのあるディベートと違うよなー http://twitter.com/harsch/statuses/720559122
harsch
その分ゲーム的要素はないんだけど http://twitter.com/harsch/statuses/720559802
otsune
@harsch なにかの疑問を解決するための議論ってのも技術系blogではあったりするかも。「俺はすごいんだぞ」をアピールするための議論風交流と区別するのがムズイから分かりにくいけど。 lang:ja http://twitter.com/otsune/statuses/720565562
choumei
技術系の議論は目的設定がちゃんと決められるから収束するのだと思う。その場合はいわゆるモヒカン的なやりとりが一番効率がいいし。例えば政治経済の話題だと「どういう方向に進みたいのか」自体が議論になったりするから収集がつかなくなるのだと思う。 http://twitter.com/choumei/statuses/720583272
choumei
中途半端に投げ放つけど、議論が揉める最大の原因は、相手が論理的ではないからではなく前提が違うことです。 http://twitter.com/choumei/statuses/720596382
m_um_u
それとは別にギロンには「勝った / 負けた」のディベート型のものしかないように思ってる人がけっこういるのかな、とか。ネットだと特に自意識やらプライドやらかけて勝ち負けを競ってきたり。そゆのはめんどい。 http://twitter.com/m_um_u/statuses/720642442
m_um_u
あとはもうちょっと根っこの部分でコミュニケーションコードの違いがあるような。ついでだからちょこっと言っとくと、 @klov が言ってたreport(=事実報告検証型=ギロン型)とrapport(共感型)の違い、これはルーマンが言ってた「情報」と「伝達」に相当するように思う http://twitter.com/m_um_u/statuses/720652032
m_um_u
それとは別に事実や事象の真実性とは違った部分での情報のやりとりを要請する段階がある。たとえば「あ、雨だ」っていったとき事実確認型コミュ(コード理解)では単に「雨だ」ということにしかならないがたいていは文脈的なところから「雨だから傘をもっていったほうがいいよ」って意図を察していたり http://twitter.com/m_um_u/statuses/720660202
m_um_u
こういう含意をもったコミュが「伝達」の段階。ルーマン的なコミュニケーション理解ではこの「情報」と「伝達」の2つのコミュニケーション様式(コード理解)が統合される形で総合的なコミュニケーションが成り立っているものとされるみたい。全体を指して「理解」という http://twitter.com/m_um_u/statuses/720663242
m_um_u
そゆわけで共感型も事実確認型もどっちも人間のコミュには本質的なものなわけだけどどっちかに偏重し、「こっちのコミュニケーション様式が正しいんだぁ」とかいうようになるとまずいのかなぁ、とか。プロトコルが違う同士の衝突みたいなの。 http://twitter.com/m_um_u/statuses/720669872
m_um_u
あらかじめ「こういうコミュがしたい」って提示すればいいのだろうけどそこまで自覚的な人はいないか。(つか、じょしっこにはそゆの使い分けるのうまい人いるな。「今日は甘えたい日なので」とかあらかじめ言ったり) http://twitter.com/m_um_u/statuses/720672772
m_um_u
つか、よくもまぁあんなに雑なプロトコルの明示化であれだけ複雑なコミュニケーションしてるなぁって感じでそれで通じてるほうが奇跡のように思うんだけど、そゆ奇跡を理解できてない人は「通じて当たり前」ってことでケンカになりやすいのかも http://twitter.com/m_um_u/statuses/720683982
m_um_u
あと、多数決によって意思決定する社会ではその場の雰囲気に流されることは致命的になるので「空気」ではなく「論理」を重視する、って話だったな http://twitter.com/m_um_u/statuses/720735662